寒椿[今日の一輪]


関西では「*シシガシラ」といわれる横に這うタイプが多いのですが、関東でタチカンツバキが多いようです。
オシベの一部が弁化をするものも見かける。(タチカンツバキに関する記事

「*獅子頭」(Camellia x hiemalis 'Shishigashira')
シシガシラ(獅子頭)
シシガシラ(獅子頭) posted by (C)ドラ猫

「*カンツバキ」に関する諸説
(カンツバキはサザンカと似た形質を持ち花弁がばらばらに散ることや香りを有し、又子房に毛があることなどから)
シシガシラは日本に自生するサザンカとツバキとの交雑によって生まれたと言われる説。
シシガシラから作られた園芸品種の総称 という説。
中国から渡来したとする説。
中国産のユチャとツバキとの雑種とする説。
サザンカの八重咲きという説等がある。


カンツバキ(寒椿)
カンツバキ(寒椿) posted by (C)ドラ猫

サザンカは花弁と雄しべが合着 しないが、カンツバキは、花弁と雄しべが合着する。
カンツバキは葉柄や葉の主脈上ににも微毛がみられる。

タチカンツバキ?(立寒椿)
タチカンツバキ?(立寒椿) posted by (C)ドラ猫

Camellia sasanqua Thunb. ’Shishigashira’  カンツバキ 標準 
Camellia hiemalis Nakai  カンツバキ 
Camellia sasanqua Thunb. var. fujikoana Makino カンツバキ
Camellia x vernalis (Makino) Makino  ハルサザンカ 標準

米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名?学名インデックス」(YList),http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_main.html(2008年12月11日)

Camellia ×hiemalis‘Tachikantsubaki’  タチカンツバキ