だいこんのの花[独り言]


 森繁久彌氏が亡くなられたとのこと。


テレビでは「だいこんの花」ですか。
映画は、「海峡」や「流転の海」、「小説吉田学校」、「 空海」が心に残っている。


歌では、「しれとこ旅情」を残してくれたのだが、映画「地の涯に生きるもの」の撮影で訪れたときに作ったものなのを知ったのは、いつだったろうか。原作の戸川幸夫の「オホーツク老人」も読んでいるし、映画もみている。はるか昔のような気がするくらいの記憶である。


京都の丹後に間人(たいざ)という地名の漁村(失礼かな?)がある。今は町だと思う。なんせ、間人蟹(たいざガニ)で、有名になってしまった。


この間人の漁港をまっすぐ、だらだら登ると森繁久彌氏が隠れて利用をしていた民宿がある。今年は11月6日に解禁であった。解禁日の前日までは、1mくらいのアカイカが市場内に転がり、解禁とともに蟹一色になる。


今年は、森繁久彌氏は間人蟹を口にしたのだろうか。


森繁久彌氏は、だいこんの花でもはまだいこんの花の方が似合った方だったような気がする。

潮風に当たったハマダイコンの花ががつける実は確かに小さい。しかし、その分しっかり根を張っている。派手な演技をするわけではないが、しっかり根を張った演技をしていた俳優だった。


間人の地名は、欽明天皇の皇女であり、聖徳太子の母である穴穂部間人皇女からいただいた地名だとされている。



ダイコン(Raphanus sativus L. var. hortensis Backer)
ダイコン(Raphanus sativus L. var. hortensis Backer) posted by (C)ドラ猫




このハマダイコンの花は、湘南のものである。

ハマダイコン(Raphanus sativus L. var. hortensis Backer f. raphanistroides Makino)
ハマダイコン(Raphanus sativus L. var. hortensis Backer f. raphanistroides Makino) posted by (C)ドラ猫



さなえ様からお借りしたハマダイコンの花は、丹後のものであろうと思う。

ハマダイコン
ハマダイコン posted by (C)さなえ(花の庵)


知床の海にもハマダイコンの花は、咲くのだろうか?

                     合掌


ハナダイコンである。
ショカツサイ(Orychophragmus violaceus (L.) O.E.Schulz)
ショカツサイ(Orychophragmus violaceus (L.) O.E.Schulz) posted by (C)ドラ猫