めぐみ[独り言]


 日本帝国バンクから「社団法人時事画報社」が、6月1日に倒産を伝える記事が載っておりました。

いつか、この「社団法人時事画報社」の倒産記事を書こうと思ってはいたのだが、忙しさに感けてエントリーをせずにいた。

この社団法人時事画報社は、カメラ・写真とも縁が深く、「プロカメラマンのためのPhotoShop暗室テクニック」等の書籍を発刊をしたり、内閣府所管の社団法人として運営をされていた会社で「平成20年版経済財政白書」「平成20年版国民生活白書」などの定期刊行物を手がけた会社であった。

また、北朝鮮拉致問題を手がけたカギ【めぐみ】を制作・配信をした会社としても知られている。これは、倒産をしてHPが閉鎖をされる前にダウンロードをしておいたものである。

内容については、政府の意向が入れられていることは否めまないが、「社団法人時事画報社」が負債5億円で倒産をすると言う事は、政府が拉致問題から興味を失ったか政策転換をしたとしか思えない。
補正予算の国営漫画喫茶が、「めぐみ」を買い取るかリースと言う形にすれば済む話であろう。

拉致問題に関しては、「家族会」と「救う会」との間の問題も取りざたをされているが、詳しい事情は、自分にはわからない。が、はっきり言えることは、政府の対北朝鮮政策が失敗だったと言う事である。

知人の新聞記者には失敗の理由もある程度は聞き及んでいる。言い方は的確ではないとは思うが、対北朝鮮を考えるといつも、「生物多様性」と言う言葉を思い出してしまう。

このブログでは、政治向きの記事を書くことは、二度とないとは思うが、PCが壊れた場合、ダウンロードをするべき会社が無いという事情を加味しご勘弁いただきたい。

生物多様性国家戦略と言うものがある。この生物に人間を置き換えると、人間が生物としての立ち位置がもっと明確になるのではないだろうか。