明治のふぐり[季節]

おそらく、「*明治維新」の頃を生き抜いた政治家という「*男達のフグリ」は立派なものだったろう。
明治維新の時代を生き抜くためにはそれなりに運と実力とそして死への覚悟もあったのだろう。

死んで名を残した人間ばかりが記憶には残るが、現実には生き残って明治政府を作り上げ現代までつなげてくれた人間の方が重要だと思う。

今の政治家にも明治維新から続く政治家の家系が残っている。

明治維新を成し遂げようとした者、阻止をしようとした者。
どちらが正しかったかは今となっては自分には分からない。
それくらい、今の政治家に対して期待が出来ず政府に対して疑念を抱いている事に自分でも気づいて驚く。

「*オオイヌノフグリ」と「*タチイヌノフグリ」だが外来種リストによると、ともに明治3年（1870年）前後に帰化が確認をされている。
鎖国を解いたのと同時に海外から植物もかなり帰化をし始めたということなのだろう。

その時代に、植物の観察をしていた人間がいたということにも驚かされる。

Veronica arvensis L.　タチイヌノフグリ　標準　
Veronica cymbalaria Bodard　コゴメイヌノフグリ　標準　
Veronica hederifolia L.　フラサバソウ　標準　
Veronica opaca Fr.　アレチイヌノフグリ　標準　
Veronica persica Poir.　オオイヌノフグリ　標準　
Veronica polita Fr. subsp. lilacina (T.Yamaz.) T.Yamaz.　イヌノフグリ　標準　
Veronica polita Fr.　イヌノフグリ　広義　
Veronica didyma Tenore var. lilacina T.Yamaz.　イヌノフグリ　synonym　
Veronica caninotesticulata Makino ex H.Hara　イヌノフグリ　synonym　
Veronica triphyllos L.　ミツバイヌノフグリ　標準　
米倉浩司・梶田忠 (2003-)　「BG Plants 和名−学名インデックス」（YList），http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_main.html（2009年1月29日）.