強弁[独り言]

アメリカの44代大統領にオバマ氏が就任をした。

早速「大胆で迅速な行動が必要だ」として早々に「イラク撤退」を示唆した。そして、「上級職員の昇給の一時凍結」、「ロビイストの活動の制限」を発表をしている。

さしずめ日本だと、高級官僚の昇給を凍結、業者との癒着の可能性のある「議員、企業、官僚」を封じ込めたということか。

いまだ、日本では「人事院総裁が、内閣人事局への組織移管に反対」を表明したりと安定をした政策が出来ていないのが実情だ。
天下り法人の問題を体のいいすり替えで「*強弁」で乗り切ろうとする日本のトップとは随分違うものだと思った。

「*国家公務員制度改革基本法」の第一条に
この法律は、行政の運営を担う国家公務員に関する制度を社会経済情勢の変化に対応したものとすることが喫緊の課題であることにかんがみ、国民全体の奉仕者である国家公務員について、一人一人の職員が、その能力を高めつつ、国民の立場に立ち、責任を自覚し、誇りを持って職務を遂行することとするため、国家公務員制度改革について、その基本理念及び基本方針その他の基本となる事項を定めるとともに、国家公務員制度改革推進本部を設置することにより、これを総合的に推進することを目的とする。


この中には、「国民全体の奉仕者である国家公務員」とある。


企業が官僚を天下りで受け入れる理由は、談合や受注に顔が利き都合が良いからである。

すなわち日本の経済活動は、アメリカで言う所のロビイストを官僚の中から受け入れ作り上げると言うことである。
見方を変えるとそれは、日本は天下り官僚による談合が多い国だと言う事になる。

国民の血税を談合と言うシステムで食いつぶしている事になるのだが、公共工事の価格と一般が行なう工事の価格の差が天下りによる血税の搾取と言う事だろうか。


消費税の議論の前にまずは話し合う議題ではないだろうか。


寒梅
寒梅 posted by (C)ドラ猫


強弁で、今国会を乗り切り予算成立を目指す前に、この問題に手を付けない政府であるならば、潰れてもいいと思えるくらい酷い政府だと言う事になる。