ヤブタビラコ　[自分の人生]

ヤブタビラコという植物がある。一見すると「*オニタビラコ」のような花を咲かせるのだが、決定的に違うのが種子に冠毛（綿毛）が無いというところである。

花が咲いても「*蒲公英」のように種を遠くに飛ばす事は出来ないのだが、人知れず生き残っている。

遠くに進出をして「*グローバル化」が必要だと説いていた日本の大手企業であるが果して本当に正しかったのだろうか？
まずは「*ヤブタビラコ」や「*コオニタビラコ」のように足元に種を蒔いてしっかり子孫を残す事が必要ではなかったのだろうか？

これから何年か後に答えは出るだろう。
中途半端に種を飛ばす在来種のタンポポは大半が交雑をしているようだ。

セイヨウタンポポの種子は在来種のタンポポより種子が小さく遠くへまで旅立てるようだ。
中途半端が一番、子孫を残すという行為では悪い結果を招くことような気がする。

Lapsanastrum humile (Thunb.) J.H.Pak et K.Bremer　ヤブタビラコ　標準　
Lapsana humilis (Thunb.) Makino　ヤブタビラコ　synonym　
Lapsana musashiensis Hiyama　ヤブタビラコ　synonym　
Youngia humilis (Thunb.) DC.　ヤブタビラコ　synonym　
x Lapsyoungia musashiensis (Hiyama) Hiyama　ヤブタビラコ　synonym　

Lapsana communis L.　ナタネタビラコ　標準　（カラフトヤブタビラコ）

米倉浩司・梶田忠 (2003-)　「BG Plants 和名−学名インデックス」（YList），http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_main.html（2009年1月12日）.