チャノキ [今日の一輪]
「*茶」は、「日本後紀」によるもので西暦815年6月に僧「永沖」が嵯峨天皇に茶を煎じて献じたことが載せられている。
一般には鎌倉時代に栄西が宋から抹茶の茶法と茶種を将来したとされ、栂尾(高山寺)の明恵上人に贈られている。
高山寺の境内には、明恵上人ゆかりの茶園があるのだが、年に決まった数量(分量)が売られている。これは確か70gと言う半端な量だったように記憶している。
何度か、自分も分けていただいたのであるが、味わい深い。
もともと、高山寺の前の道は周山街道であることから、上桂川や美山川へ釣りに行く場合はほとんど毎日通った道である。
最近は、トンネルもあちこちにでき随分便利にはなったのだが、前は車を走らせても、ほとんど車には出会わなかったものである。
チャ(Camellia sinensis (L.) O. Kuntze) posted by (C)ドラ猫
チャノキ(Camellia sinensis (L.) Kuntze) posted by (C)ドラ猫
体をリラックスさせてくれる薬草を荼と言い中国では、日本の茶をもと苦荼(クト)と言う。
中国語で茶を検索をするとニガナ、ノゲシ、チガヤやオギの穂をさす場合もある。
高山寺よりかなり手前ではあるが、平岡神社の庭にも椿がかなりの数、植えられていて京都の紅葉の季節から咲き出す種類もある。
チャ、メザマシグサ、ソウジンボク(草人木)の別名がある。
Camellia sinensis (L.) Kuntze チャノキ 標準